蛇柱 伊黒 小芭内
蛇の呼吸の使い手
壱ノ型 委蛇斬り(いだがいり)
弐ノ型 挟頭の毒牙(きょうずのどくが)
参ノ型 塒締め(とぐろじめ)
肆ノ型 頸蛇双生(けいじゅそうせい)
伍ノ型 蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)
悲惨な過去
伊黒小芭内が生まれた一族では、「下肢が蛇のような女の鬼」が人を殺して罪を得ていた。その女の食料は、一族内で産まれた赤子である。
つまり、
「鬼に食料(赤子)を与え→鬼が人を食い→財を得る」
小芭内はこんな一族に生まれてしまった。
この一族で男の子が産まれたのは小芭内が370年ぶりであり、目の色も珍しいということから、ある意味”大切”に育てられていた。
大切に育てられていた理由は、大きく育ててから食うためであった。
育てられていた場所は、「座敷牢」
そこで出逢った唯一の友達が、今でも肩に乗っている白蛇の『鏑丸』である。
その後、小芭内は盗んできた簪で格子を削り座敷牢の脱出に成功する。
一方、一族では小芭内の脱出に怒った蛇鬼が50人の女たちを虐殺して、小芭内を追いかけてくる。
結局、追いつかれてしまった小芭内だが、そこに当時の炎柱が出合せ蛇鬼を斬って助けてもらえるのだが、一族で唯一生き残った従姉妹にこう言われてしまう。
「あんたが逃げたせいでみんな殺されたのよ!!」
「五十人死んだわ あんたが殺したのよ」
「生贄のくせに!!大人しく食われてりゃ良かったのに!!」
その後、鬼殺隊に入り柱になるが、50人の腐った手が自分を離さない妄想をたまに見てしまうことになる。
包帯で口元を隠している理由
左右の目の色が違い、肩に白蛇を乗せている独特なキャラの小芭内。
では、「なぜ包帯で口元を隠しているのか?」という理由がこちら↓
一族の蛇鬼が、「口の形を自分と揃えろ」という独り善がりな考えで、一族の女たちに口の両端を切り裂かれてしまった為、包帯で口元を隠している。
〜無限城 編〜
無限城編では、鬼舞辻無惨戦に合流して最後まで戦い続ける小芭内だが、戦闘中に無惨に両目を斬られ見えなくなる。
その後、『愈史郎』の札で鏑丸が小芭内の目の代わりになり周りが見えるようになる。
最後無惨を倒すが、『甘露寺 蜜璃』を抱えながら息絶えてしまう。